資質と実際の仕事

求められる資質

女性

現代はストレス社会と呼ばれます。そのため、大学や専門学校に心理学関係の学部も増え、専攻する人も増えています。心理学関係の資格も、山のように存在します。他者に対する貢献度を実感しやすく、社会的意義も高いです。そのため、心理カウンセラーを志す人も増加傾向にあります。しかしながら、心理カウンセラーの業務は、想像以上に精神的にハードです。極端な話、暴力や犯罪などの深刻な問題に直面している人からの相談を受けることもあるからです。聞き上手なのは必要な才能ですが、ただ聞き上手なだけでは勤まらないのが、心理カウンセラーです。心理カウンセラーが動揺してしまっては失格です。深刻な相談を受けても冷静でいられる、心の強さが何よりも重要です。

仕事の流れと給料

心理カウンセラーの業務は、長期スパンで行われます。1回の受診で問題が解決することは稀です。基本的には、回数を重ねて信頼関係を築きながら、長い目で問題を解決していくスタンスです。初回は受付と説明をメインに据え、カウンセリングは次回以降となります。カウンセリングの際は、相談者の自発性と主体性を尊重するために、アドバイスは極力控え、共感しながら話を聞いていきます。相談の内容によっては、他機関と連携して解決していくパターンもあります。心理カウンセラーは、勤務先によって収入が大きく変動する職業です。条件の良い勤務先は、狭き門です。最も安定するのは、行政関係の心理カウンセラーです。公務員でありながら専門職として扱われるので、賃金水準が安定して高いです。民間企業でも賃金水準が高いところもありますが、非常勤や契約社員として採用された場合はその限りではありません。